

ご無沙汰しております。
最近のひどい相場を目の当たりにしていてもたってもいられなくなりました。
よければ私の思い、ご一読ください。
クリスマス休暇なのにボラがえぐい

例年、欧米のトレーダーはクリスマス前から休暇に入ります。
この時期はそのせいで閑散とした相場になることが多いです。
欧米のクリスマス休暇
〇欧米のクリスマス休暇は、公的な祝日としては12月25日と1月1日だけ。
〇けれど有給休暇を消化して長期休暇に入る人が多く一般的には12月20日ころから1月1日まで。

にもか関わらずボラがえぐいね。
下のチャートはドル円一時間足。四角で囲った部分が先週の値動きだよ。


見てのとおり。日銀会合のイベントがあったとは言え、3円の往復。
こんなボラじゃあ大けがしかねません・・・
値動きがえぐい

11月に高値を更新してから猛烈に売られているんだけど、クリスマス休暇に入ってからは売りの質が悪い。


1分足で観察しているとよく分かるんですけど、値動きがとにかく売り一辺倒です。
売って、売って、売り突っ込んで、ちょっとでも戻すとさらに売って。
挙句の果て、踏みあげられても、またその上で売る。

上のチャートは15分足で分かりやすいところに矢印をつけています。
①は指標です。失業者数でいったん踏みあがるんですが、そこから猛烈に売ってます。
突っ込みすぎで大きく戻しますが、また懲りずに②で売りまくっています。
週末の③も同じです。
さすがに週末なので③では踏みあげられて終わっています。

マーケットメーカーがこんなだとあわせずらいよね。
踏み上げが怖いし、戻りを狙うにもパンパンのショートだからどこで止まるか分からない・・
かと言って逆張りは危険すぎる。
正体は誰なのか

さて、こんな相場を演出しているのは誰なのか。
今はクリスマス休暇。皆が休んでいるはずなのにせっせと働いている。

今年儲かってなくて、出勤せざるを得ない人?

そうです。彼らはクビがかかっています。
ここで取り返せないと、路頭に迷ってしまうんです。

そうか逆にこれを円安方向でしてしまうと介入がきてゲームオーバーか・・・

売るしかないのよね。悲しいけど。
来週の相場予想

という事で、彼らにまだチャンスがあるのなら来週もゴリゴリ売ってくる可能性があります。
ところで、初めに戻ってもらって、日足チャートを見て下さい。
実は141.8円のところに強力なサポートラインがあります。
これは、今年安値をつけてからの上昇ラインで、おそらくここを割るとトレンド終了となる可能性が出て来ます。
それから、200日MAも若干割り込んでいます。

日銀の緩和終了が近く、アメリカは来年利下げ予想まで出ているとなると、トレンド終了もあり得るのかな。

ファンダ的にもトレンド終了は意識しておきたいね。
ただ、このサポートは簡単には割れないのではと見ています。
ビルドアップもなく急激に下げてきているので、割ってもそこが利確ポイントでいったんは戻すのではないでしょうか。

この下のストップをつけると、必死な方々も一定数は助かる人が出てくるのかもしれないね。

まだ彼らにチャンスが与えられていればだけどね。
ところで週末は小さいけど陽線になって、二番底を切り上げた形になっている。
週明けはゴトビで、彼らがいないとなると月曜も陽線の可能性が出てくる。
そうするとあと一日陽線が出来ると赤三平となるな。

来週はけっこうターニングポイントとなりそうな週だな。

注目です。